慢性疲労症候群の分類
CFSにはⅠ類~Ⅲ類の分類があり、Ⅰ類は精神疾患を伴わないケース、Ⅱ類はCFSの発症とともに抑うつ状態が発現したケース、Ⅲ類は抑うつなどの精神病理が引き続いた中でCFSが引き起こされたケースというふうに分けられています。
日本ではこのⅡ類とⅢ類が諸外国に比べて多く、精神疾患との関連性についての研究が進められています。
うつ病と慢性疲労症候群
日本では、慢性疲労症候群にかかる人の半数以上が、抑うつ状態に陥っていると言われています。
また、自律神経失調症やうつ病などの精神的な疾患の後に慢性疲労症候群を発症することも多いようです。つまり上記のⅡ類とⅢ類に分類される人が多いのです。
しかし精神疾患を伴わない人もいるので、うつ病や自律神経失調症などが慢性疲労症候群の直接の原因であるとはまだ言えません。しかし一方で慢性疲労症候群の発症の半数以上がうつ病や神経症がもとになって起こっているとする説もあり、これらの因果関係についてはまだ研究の段階です。
ひとつ言えることは、慢性疲労症候群に伴ううつ病は一般のうつ病とは別物であり、この場合のうつ状態は慢性疲労症候群のひとつの「症状」であることは間違いないとされています。